酒さってなに?
酒さ(しゅさ)ってあまり聞きなれない言葉ですが、どうも原因不明の皮膚の症状の様です。
ストレスが原因だったりニキビ肌が続いていたり、紫外線を浴びすぎたり~アトピー性皮膚炎だったり~が原因で起こるらしい?のですが、ハッキリした原因は未だ分かっていないそうなのです。
因みにその症状は、顔が赤らんで酔っ払っている?様に見える事から「酒さ」酒を飲んだようだ?的な表現になったらしいとも言われているのですが、酒を飲んだ時の様に一過性で済まないのでその点だけ注意して欲しいですね。
鼻から頬にかけて紅斑が広がるのですが、一見すると赤ら顔なのかな?と思いきや、火照ったような感覚や常時熱っぽい様な感覚がしたら、酒さと判断されるようです。
こんな感じで、原因はともかく特に何もしていないのに常時顔が赤らんでいる状態が続いているので、特に女性はファンデーションなどを厚く塗って隠そうとしてしまいますが、そのファンデーションなどで隠している行為が正に!酒さの症状を悪化させているかも知れないのです。
酒さの原因ではないか?とされている事を少し振り返ってみると、紫外線を浴びすぎたりストレスが原因かもしれないとか、他にも寒暖差が激しいと起こるとかアトピー性皮膚炎の人がなりやすいとも言われているので、これらをまとめて総合的に見てみると、どうも敏感肌の人の様な症状に見えてきます。
普通の敏感肌の場合は常時肌が赤らんだりしていないのですが、何らかの原因に対して過剰に肌が反応してそれが持続してしまうと、酒さになってしまうと考えられるのです。
つまり、酒さを隠そうとしてファンデーションを厚く塗りたくってしまうその状態が実は肌には過剰なストレスがかかっていたとしたら、毎日お肌をかえって苦しめている事になっているのです。
もし、自分の肌が酒さと診断されたりそう思ったりしたら、お肌のケアは基本的には敏感肌のケアを行うと良いそうです。
結局何らかの刺激が酒さを引き起こしているので、その原因を取り除くのが本来は一番良い事なんですが、ただ基本的に原因不明なので確実にコレ!と言った決定打が無いのが厳しい所かも知れません。
ただ、敏感肌の症状に近いと言うか、敏感肌の症状に一つと考えてケアしていく事により、それ以上の症状の悪化を食い止めることが出来ると思うので、もし今自分の肌が酒さっぽい?お感じている方や、お肌に出来ている赤みが火照っている様な感覚を感じると言う方は、なるべく刺激の少ない化粧品などでスキンケアをする様にして欲しいですね。
また、赤みを隠そうとしてファンデーションを厚く塗ってしまう気持ちは分かりますが、もし隠すために塗りたいならば、低刺激の自然派素材で作られているファンデーションを使う様にしてみてください。
これでかなりの刺激を抑えられると思いますが、どうしても自分ではお手上げになった場合や自分で対処するのが難しいと思ったら、なるべく早めに皮膚科を受診する様にしましょう。