自転車保険への加入が義務化になったからといって安易に保険に入ってしまっては損をしてしまう可能性もあるんです。今すでに入っている火災保険や自動車保険の特約や、クレジットカードの特約で間に合えば自転車保険単体で契約はするよりも安くなる可能性は高いです。

まずは火災保険や自動車保険を契約している人は内容を確認してみてください。すでに自転車保険の義務化に必要な補償を持っているかもしれません。ない場合はぜひクレジットカードの特約を検討してください。しかし、安い自転車保険のためにクレジットカードの年会費を払っていては本末転倒ですね。年会費は永年無料でかつ、自転車保険を付けられるカード一覧で、最安プランで月額保険料の安い順番のランキングを下に載せていますので参考にして下さい。※初年度だけ年会費が無料というカードは多いです。永年無料とは、2年目以降もず~っと年会費は無料のカードです。

1位 JCB EITカード

 

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月額保険料120円
(JCBトッピング保険の日常生活賠償プラン)

JCBのポイント(Oki Dokiポイント)がずーっと2倍!
スタイリッシュなカードデザイン6種類から選べます。

2位 三井住友VISAカード エブリプラス

 

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月額保険料140円
(ポケット保険の個人賠償責任保険)

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3位 楽天カード(楽天PINKカード)

 

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月額保険料220円
(楽天PINKサポート個人賠償責任事故補償プラン)

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補足説明

上記の3つのカードは、保険を特約で付けるためのものですので、クレジットカードとして使用をしなくても問題はありません。どれも年会費は永年無料ですので持っていることによるデメリットというのも特には見当たりません。もちろん、毎月の保険料はカード決済になりますので、最低限その分は利用することになります。

子どもの自転車保険もまかなえる

安心して下さい。上記で契約することの出来る個人賠償責任保険は、自分だけでなく家族も対象となっています。(三井住友VISAカードのポケット保険の場合は保険料の変更あり)誰か一人が入っていれば子どもの自転車事故の際にも補償してもらえるということですね。正確には子どもだけではなく、本人の配偶者、本人または配偶者と同居の親族および別居の未婚の子までが対象になります。

 

保険料詳細

  保険料 賠償保険金額 死亡・後遺障害 通院・入院
JCB トッピング保険 120円 1億円(家族含) 100万円(本人のみ)

なし

三井住友VISA ポケット保険

140円 1億円(本人のみ) なし 入院日額500円

三井住友VISA ポケット保険
(家族型)

250円 1億円(家族含) なし 入院日額500円

楽天カード PINKサポート

220円 1億円(家族含) 100万円 なし

 

個人賠償責任保険は自転車事故以外にも使える

自転車による事故での相手への賠償、それ以外にも例えば買い物中に子どもが商品を壊してしまった際の弁償金や、マンションで水漏れを起こして階下に損害を与えてしまった場合の補償。不慮の事故で他人の服を汚してしまったさいの補償。などなどいざという時にとても使える保険なんです。ただ、保険料が安いということは、それだけ実は事故はそんなに起こらないということでもあります。正に万が一に備えた保険、入っておけば良かったと後悔しないようにしたいです。

 

自転車保険 義務化

2015年の3月、兵庫県では自転車保険加入義務化となりました。そして2016年の7月には大阪府、同じく2016年の10月からは滋賀県でも義務化になる予定です。全国でどんどん義務化が広がっていく可能性は高いです。未加入だとしても今のところ罰則はありませんが、自動車保険未加入では罰則がありますので、場合によっては状況が変わることも十分に考えられます。

 

義務化の理由

近年は自転車ブームに加え、電動自転車の普及も進んだことで単純に自転車に乗る人が増えているという事があります。事故の発生率は変わらないとしても絶対数は増えているということです。

ただの事故ならばまだいいのですが、相手がある物や人への事故(いわゆる対物・対人事故)があった際には高額な賠償金を支払わなければならなくなってしまうのです。電動自転車によってスピードが出過ぎていることも、重大な事故につながる要因と言われています。自転車に乗っていた人が通行人にぶつかって障害を負わせてしまい、1億円近い賠償金支払の判決が出た例もあります。

それがなぜ自転車保険の義務化につながるのかというと、被害者や被害者家族の泣き寝入りをなくすのと同時に、加害者への救済という意味もあります。裁判で高額な賠償金支払いが確定したとしても、無い袖は振れません。それが現実です。そうすると被害者側は泣き寝入りをせざるを得ないのです。また加害者側からすると、一生賠償金を支払うために生きるのか、あるいは自己破産をしてしまうのか・・・保険でまかなえればそういった人生を歩まずに済むという事です。

 

入らなければいけない保険とは

実は、自転車保険という保険は正式には存在しません。メインは傷害保険と、個人賠償責任保険の組み合わせでして、そのセット商品を自転車保険と一般的には言っています。「自転車保険の義務化」とだけメディアでも多く言われているのですが、先ほど書いたように自転車保険というのは複数の保険の組み合わせです。ではどの保険に入っておけばいいのか・・・大阪の条例に記載されているのは、

自転車事故により生じた他人の生命又は身体の傷害を補償することができる保険又は共済

です。これは何のことかと言いますと個人賠償責任保険のことです。「他人の」というところがポイントですね。自分のケガの治療費や入院費用のための保険ではないということです。あくまでも高額になるのは、他人との事故による賠償金なのでそこを補償出来るようにしておきましょうねというのが義務化の背景です。

 

 

まとめ

 

・自転車保険の義務化というけれど、必要なのは個人賠償責任保険。

・一般的な自転車保険は必要最低限よりも多くの補償が付いていて保険料が高くなりがち。

・火災保険や自動車保険の特約で付けられたらそれを検討する。

・クレジットカードの特約でも付けられるのでその場合は年会費永年無料のカードで。

 

デメリットもあります

 

自転車保険をクレジットカードの特約というやり方はあまり知られているものではありません。そもそも保険に入れるのを知らなかった人も多いかと思います。保険料が安いので、ある意味裏技的ではあるのですがデメリットが2つほどあります。

まず一つは、クレジットカードを作れない可能性があるということです。年会費が永年無料のカードなら審査が緩いのでは?なんていうことは一切ありません。とはいえ、よっぽど借り入れが多かったり過去に支払事故を起こしている場合でなければカード発行となるかとは思いますが、NGの可能性もゼロではない点は注意です。

もう一つのデメリットは、クレジットカードの特約での保険は、契約者がカード会社の団体保険だということです。これはどういうことかといいますと、カードの解約をして保険の契約だけ残すということは出来ないという事なんですね。ただ、このサイトであげたカードはいずれも年会費永年無料ですので、解約をする理由というのも特には出てこないかと思います。

 

自転車保険の義務化ではありますが、本当に必要なものだけにお金を使うようにしましょう。何よりも、保険が必要になってしまうことの無いよう日々の運転には気をつけたいものですね。

 

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