自転車保険 滋賀県 安い

滋賀県で安い自転車保険は?

滋賀県で義務化の自転車保険、ちゃんと理解をして保険料の節約に!

滋賀県で自転車保険が義務化

自転車保険の義務化ってことばだけ一人歩きしていて良く理解していない人も多いようですよ。

滋賀県の条例を見てみましょう。

実は、「自転車保険」というワードは出てこないんですね。何て書いてあるのかというと、自転車損害賠償責任保険等です。

ではその自転車損害賠償保険等というのは何かというと、すでに義務化となっている兵庫と大阪のことばを借りるならば「他人の生命又は身体の損害を填補することができる保険又は共済」です。


自転車保険という保険はない

自転車保険というのは、主に事故を起こしてしまった際の相手方への賠償と、自身のケガや入院の補償のセットになっているものをいいます。保険の種類ではなく、2つの保険を合わせた商品名、それが自転車保険と思って下さい。


そして条例で「加入しなければならない」=義務化となっているのは相手への賠償の部分です。過去には自転車事故によって1億円ほどの賠償金支払い命令が事例としてあります。


自分自身のケガや入院で数千万円から1億円の治療費がかかるということは現実的にあり得ないのですが、相手への賠償という点では超高額になる可能性もあるということです。だ・か・ら保険に入りましょうという事なんですね。


滋賀のけんみん自転車保険

滋賀県では2016年の6月から、独自の自転車保険をリリースしています。名称が「滋賀のけんみん自転車保険」です。

こと賠償に関しては上限1億円で、家族全員が対象になりますし、年間保険料も1,000円、月額100円を切る83.3円という安さなので、とりあえず義務化の条件を満たしつつ、上限1億円の賠償の安心という視点ではこの自転車保険が最安値になります。

個人的にはこの最安値保険で十分かと思います。ただ一つ、月額もう数十円を追加するだけで日常生活の他の賠償事故も補償してくれる保険があるのでそちらを選ぶという選択肢もあります。滋賀のけんみん自転車保険の賠償事故の対象はあくまでも自転車が関わっている必要がありますので。


個人賠償責任保険という選択肢

個人賠償責任保険という保険があります。これに加入していればもちろん、滋賀県での自転車保険義務化は問題ありません。そしてこの保険のいいところは、日常生活の様々な賠償事故を補償してくれるという点です。

特に子どもがこんな事故を起こしてしまった時には心強いですね。

・お店の商品を誤って落として破損させてしまった。
・友だちの家に遊びにいって家電製品やおもちゃを破損させてしまった。
・駐車場に停めてある車に傷をつけてしまった。
などなど・・・

現在、個人賠償責任保険というのは単独で取扱いはされておらず、自動車保険や火災保険の特約で付ける形が一般的です。これらの保険に入っている方はチェックをしてみて下さい。

あとはクレジットカードの加入者だけが入れる個人賠償責任保険もあります。最安値はJCBカードを持っている人が加入できるトッピング保険で月額120円です。クレジットカードなので、審査に落ちて作れないという可能性もありますが、年会費のかからないカードを持てればメリットは大きいですね。

年会費が永年無料のJCBカードはEITカードというものだけです。JCB EIT カード⇒


最終的にどうするのか

今現在、他の保険の特約で個人賠償責任保険をつけていない前提で、

とにかく保険料を安くしたいのであれば滋賀のけんみん自転車保険に加入しましょう。ちなみにプランは3つありますが一番安いプランAで十分です。

自転車事故以外の補償も欲しいのであれば、まずは自動車保険や火災保険の特約で付けられるか確認。特約で付けられない、または保険未加入の場合はクレジットカードを利用した保険に加入。

一般的に「自転車保険」として販売されているものはだいたいが月額300円以上です。もちろんその分補償内容は充実しているのですが本当に必要なものかどうかをしっかりと見極めるようにして下さい。

わずかな金額かもしれませんが、長期的にみると馬鹿にならない差になりますからね。